ECB、6月政策会合でギリシャ銀行への特例復活を協議も-関係者

  • ギリシャの銀行は2015年2月以降、緊急流動性支援に依存
  • ユーログループは今月中に支援策をめぐる審査を完了する公算

ギリシャの銀行が欧州中央銀行(ECB)の通常のオペを利用できるようにするための措置について、ECBは6月2日の次回政策委員会で協議する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が述べた。

  ジャンク級(投機的格付け)のギリシャ債はオペの担保として適格ではない。債権団の監査人とギリシャ政府の間で事務レベルでの合意が成立すれば、これを担保として認める特例の復活をECB理事会が提案する見込みだと、関係者が匿名を条件に述べた。ECB報道官はコメントを控えた。政策委員会は理事会の提案を承認するとは限らない。

  ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は9日、ギリシャ支援をめぐる査定が次回会合の24日に完了する可能性を示唆した。融資実行の条件である法整備をギリシャがやり遂げることが前提。ギリシャ債のオペ担保適格についての特例は昨年2月に停止され、ギリシャの銀行は緊急流動性支援(ELA)に頼ってきた。

  関係者によるとまた、ギリシャ国債がECBの量的緩和(QE)での購入対象になるのは、支援策をめぐる審査が終了し、債務負担軽減策が決定され、債務の持続可能性についてECBが分析した後になる。これまでの進捗状況から見て恐らく夏より後になると関係者は述べている。

原題:ECB Said to Consider Putting New Greek Waiver on June Agenda (1)(抜粋)