ゴールドマン、金相場予想を上方修正-先行きには弱気維持

ゴールドマン・サックス・グループは金相場の見通しを引き上げた。今後1年間の米金融当局による利上げ予想を後退させたことが背景にある。ただ、金相場への弱気は維持した。

  10日付のリポートによると、ジェフリー・カリー、マックス・レイトン氏ら同社アナリストは3カ月後の金価格予想を1200ドル、半年後を1180ドル、1年後を1150ドルに上方修正した。従来はそれぞれ1100ドル、1050ドル、1000ドルと見込んでいた。現在の金価格は1オンス=1270ドル前後。

  このリポートでアナリストらは「金価格が現水準から上昇するリスクは限定的であるように思われる。今後3-12カ月間に米金融当局がタカ派色を強めることや最終的に他の主要中銀との金利差が広がること、それに伴い緩やかにドルが上昇することなど、金価格が抑えられる原因となる要素は数多くある」と指摘した。

  金価格は1-3月で四半期として30年ぶりの上げ幅を記録。先週には一時1300ドルを超え、年初来で20%上昇している。

原題:Goldman Raises Gold Forecast While Retaining Bearish Outlook (2)(抜粋)

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