アンデュラン氏の商品ファンド、4月の成績プラス6.5%-原油上昇で

  • 「ファンダメンタルズの引き締まり」が原油価格上昇の主因
  • イランの原油輸出水準維持の可能性については「確信はない」

ピエール・アンデュラン氏率いる商品ファンドの4月の運用成績が、プラス6.5%となった。原油価格上昇を見込む投資が奏功した。

  投資家向け書簡によると、アンデュラン・コモディティーズ・マスター・ファンドの年初来リターンはプラス12.7%。ブルームバーグが書簡のコピーを入手した。ロンドンを拠点とするアンデュラン・キャピタルの運用資産は11億ドル(約1200億円)。ICEフューチャーズ・ヨーロッパ(ロンドン)の北海ブレント原油価格は4月に月間ベースで22%上昇し1バレル=48.13ドルに、米指標原油であるニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は20%上げ45.92ドルとなった。

  アンデュラン氏は「原油価格が上昇する中、多くの市場関係者が上昇は正当化されるのか行き過ぎか疑問を持っている」とした上で、「ファンダメンタルズ(需給関係)の引き締まりが上昇の主因だと考えている」と述べた。

  同氏は書簡の中で、カナダの山火事による日量100万バレルの減産などが原油供給過剰の縮小につながった可能性があると指摘した。イランが日量200万バレルの原油輸出を維持する可能性については「確信はない」と説明。石油輸出国機構(OPEC)が増産を凍結すれば、イランはサウジアラビアとの交渉力を強めるため生産を引き上げる可能性があるとの見方を示した。
  
原題:Andurand’s Commodity Fund Gains 6.5% in April as Oil Rallies(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE