サーベラス、米賃貸住宅投資向け融資事業を閉鎖へ-関係者

  • ファーストキー・ホールディングス部門で30人余りを解雇-関係者
  • 融資規模がコストに見合うほどの大きさではなかった

米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントは米賃貸住宅投資向けの資金を融資する事業から撤退する。同社はウォール街の先陣を切ってこの事業を進めていた。

  事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に語ったところでは、サーベラスはファーストキ ー・ホールディングス部門を通じて小規模の不動産所有者に資金を貸し付ける事業を閉鎖し、30人余りの社員を解雇する。融資の規模が営業基盤を維持するコストに見合うほどの大きさではなかったという。

  サーベラスの広報を担当するグロバー・パーク・グループのチップ・スミス氏はコメントを控えた。

  米国では不動産価格低迷を好機と捉えて住宅購入や賃貸事業の構築を進める動きが広がり、サーベラスは3年前に不動産所有者向けの融資事業に参入。ブラックストーン・グループコロニー・キャピタルなどが素早く追随し、購入資金の調達能力が限られた人たちへの融資を競った。ブラックロックも昨年、同様の融資事業を始めた

  米住宅価格は2012年の低水準から30%余り上昇しており、一部の投資家にとって購入の妙味が薄れている。

原題:Cerberus Said to Shut Down U.S. Rental-Home Financing Business(抜粋)