バーバンク氏:1年以内に米リセッションと中国の通貨切り下げがある

  • 中国は流動性危機に陥ると投資家向けレターで予想
  • バーバンク氏はパスポート・キャピタルの創業者

中国経済のハードランディングが世界的なリセッション(景気後退)を招く恐れがあると昨年警告したパスポート・キャピタルの創業者、ジョン・バーバンク氏は現在、向こう1年以内に中国の通貨切り下げと米経済のリセッション入りがあると予想する。債務水準の上昇と両国金融当局が金融政策で窮地に立たされることを根拠に挙げた。

  同氏は今月5日の投資家向けレターで、中国は世界で最大規模の不良債権を抱えて流動性危機に陥るとの見通しを示した。米経済については、金融当局にとって利下げの選択肢が前例のないほど狭まっている時期にリセッション入りすると予想した。ヘッジファンド運営会社である同社の運用資産は41億ドル(約4470億円)。

  ブルームバーグが入手した同レターでバーバンク氏は「両国にとって、数十年間続いたブームの後の通常の帰結だ」とした上で、「われわれはこれが危険とポジション再構築に満ちた時代であり、インフレや過剰流動性といった新たな市場実体の始まりもしくは、整理開始のいずれかを予告するとみている」と説明した。

原題:Burbank Sees U.S. Recession, China Devaluation Within Year (1)(抜粋)

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