弱気派グランサム氏、金属への強気姿勢は「大きな間違い」と認める

  • GMOストラテジストの同氏:金属バブル崩壊を見込むべきだった
  • LMEX金属指数は2011年2月の5年ぶり高値から49%低下

株式市場のバブルを指摘することで知られるGMO(ボストン)のチーフ投資ストラテジスト、ジェレミー・グランサム氏は、金属市場のバブルを予想できなかったことを明らかにした。

  グランサム氏は2011年以降、天然資源が不足し鉱物価格は高値を維持すると警告してきた。同氏は10日の株主向け書簡で、こうした見方が間違いだったことを認めた。

  同氏は書簡の「パート1:済んだことを悔やむのが常」と題した最初のセクションで「私は、鉱物市場のバブル崩壊を見込む投資で利益を上げることができた可能性があるし、そうすべきだった」と説明。従って、11年に示唆した「鉱物資源についてのポジティブな中期的(10年間)見通しは大きな間違いだったようだ」と述べた。

  ロンドン金属取引所(LME)のLMEX金属指数は5年ぶりの高水準に達した11年2月以降、49%低下。グランサム氏は、中国の経済成長減速が鉱物需要の後退につながる可能性を認識していたものの、それがどれほど急激かについては予測していなかったと認めた。

  同氏は「このように極端な結果となる可能性については全く予測していなかった。鉱物需要が急速に、あるいは劇的に回復することはないだろう」との見方を示した。

原題:Bearish Grantham Admits ‘Major Error’ Being Bullish on Metals(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE