米シタデル、シティの電子マーケットメーキングの買収で交渉-関係者

  • マーケットメークから銀行の撤退が続く状況で交渉は行われている
  • シタデルはKCGと共にマーケットメーカーとして支配的地位占める

米シタデル・セキュリティーズが、米銀シティグループの電子マーケットメーキング部門オートメーテッド・トレーディング・デスクの買収を目指して交渉を行っている。事情に詳しい複数の関係者が非公開情報であることを理由に匿名を条件に明らかにした。

  関係者は想定される売却価格を示していない。協議はなお流動的であり、不調に終わる可能性もあるという。シティは2007年にオートメーテッド・トレーディング・デスクを約6億8000万ドル(現在の為替レートで約740億円)で買収した。

  米金融取引業規制機構(FINRA)の米株取引のデータによれば、シタデルは独立系証券会社のKCGホールディングスと共にホールセールのマーケットメーカー(値付け業者)として支配的な地位をすでに占めている。シティがオートメーテッド・トレーディング・デスクを手放せば、マーケットメーク(値付け業務)から銀行が撤退する新たな例となる。

  オートメーテッド・トレーディング・デスクは、ハイフリークエンシートレーディング (HFT、高頻度取引)の草分けの一つと考えられており、関係者の1人によれば、アルゴリズム・ヘッジファンドのツー・シグマ・セキュリティーズにも売り込みが行われたという。シタデルとシティ、ツー・シグマの担当者はいずれもコメントを控えている。
  
原題:Citadel Said in Talks to Buy Citigroup Electronic Trading Unit(抜粋)

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