UBS、マイナス金利を超富裕層顧客に転嫁も-エルモッティCEO

スイスの銀行UBSグループはマイナス金利の影響を超富裕層の顧客に転嫁するとともに、貸し付けの金利を引き上げる可能性がある。セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)が10日述べた。

  同CEOはバーゼルでの年次株主総会で発言。「状況が現状のままか悪化すれば」同行はそのような措置を検討すると語った。「あるいは、今まで無料で提供してきたサービスを有料にするかもしれない。さらに、後日料金を調整する必要が生じる可能性もある」と付け加えた。

  スイス国立銀行(中央銀行)は1年以上、中銀預金金利をマイナス0.75%に維持している。UBSなどスイスの銀行はマイナス金利のコストを機関投資家・法人顧客に転嫁しているものの、大半の銀行はプライベートバンクとリテール銀行の顧客から料金を徴収することは避け、現金保有を減らし分散投資することを勧めている。

原題:UBS May Pass on Negative Rates to Very Wealthy Clients, CEO Says(抜粋)