アジア・太平洋株式サマリー:H株反発、印株も上昇-上海総合ほぼ横ばい

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  香港に上場している中国本土株の指標、ハンセン中国企業株(H株)指数は10日、7営業日ぶりに反発。中国の生産者物価指数(PPI)の低下幅が市場予想以上に縮小したことを好感したほか、テクニカル指標でもH株指数は売られ過ぎの状態に近づいていた。前日までの下げは今年に入って最長の下落局面だった。

  H株指数は前日比0.4%高で終了。前日までの6営業日では計6.7%下落し、相対力指数(RSI)は9日、売られ過ぎを示唆する30に接近していた。ハンセン指数は0.4%高で引けた。

  本土市場で上海総合指数は前日からほぼ変わらずで終了。9日は続落し、2営業日で2月以来の大幅安となっていた。CSI300指数は前日比0.1%高。

  中国が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は3カ月連続で前年同月比2.3%上昇。PPIは3.4%低下した。

  第一上海証券のストラテジスト、ライナス・イップ氏(香港在勤) は、「CPIとPPIは問題なかったものの、最近の経済指標は3月ほど力強くない」と指摘。「相場はすでに大幅に下落しているものの、投資家に押し目買いを促すさらなる材料が必要だ」と述べた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  10日のインド株式相場は上昇。世界株高の様相の中、指標のS&P・BSEセンセックスは一時の下げを解消して続伸となった。製薬株と資本財銘柄の上げが目立った。

  製薬会社のドクター・レディーズ・ラボラトリーズは2カ月ぶり大幅上昇、ルピンは続伸した。資本財銘柄ではラーセン・アンド・トゥブロとバーラト重電機の上げが目立った。かんがい設備を手掛けるジェイン・イリゲーション・システムズとEPCインダストリーがいずれも4カ月ぶり高値を付けた。

  センセックスは前日比0.3%高の25772.53で終了。9日は1.8%上げていた。アリハント・キャピタル(ムンバイ)のディレクター、アニタ・ガンジー氏によれば、相場が日中に下がった際に製薬銘柄や景気に敏感な企業の株式が買われ、センセックスは下げを解消。欧州株の上昇も後押ししたという。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.4%高の5342.79。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.8%高の1982.50。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%高の8156.29。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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