独ティッセンクルップ:通期利益予想を下方修正-供給過剰で苦戦

  • 通期の調整後利益は「最低で」14億ユーロへ
  • 1-3月期調整後利益はアナリスト予想を上回る

ドイツ最大の製鉄会社ティッセンクルップは利益予想を下方修正した。鉄鋼産業は中国の記録的な輸出による供給過剰に見舞われている。

  ティッセンクルップは10日の発表資料で、通期利益が「最低」で14億ユーロ(約1733億円)となる見通しを示した。従来の見通しは16億ー19億ユーロだった。1-3月(第2四半期)の調整後の利払い・税引き前利益 (EBIT)は前年同期比20%減の3億2600万ユーロで、ブルームバーグが集計したアナリスト10人の予想平均(2億9560万ユーロ)を上回った。

  同社は発表資料で、「原材料市場の極めて厳しい状況がグループ全体の業績に影を落とした」と説明した。

  第2四半期の純利益は前年同期比27%増の6100万ユーロ。売上高は10%減少した。

原題:Thyssenkrupp Cuts Forecast as Steel Industry Grapples With Glut(抜粋)