蘭ING:1-3月は29%減益-規制関連費と市場部門の損失響く

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オランダ最大の銀行、INGグループの1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比で29%減益となった。規制関連コスト増大と金融市場部門での損失が響いた。

  10日の発表資料によれば、純利益は12億6000万ユーロ(約1560億円)と、前年同期の17億7000万ユーロから減少。ブルームバーグがまとめたアナリスト7人の予想平均は12億4000万ユーロだった。

  パトリック・フリン最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、規制関連コストがピークに達したとは言えないと語った。

  ラルフ・ハマーズ最高経営責任者(CEO)は欧州重視型の銀行への転換を目指す一方、融資や決済、資産運用といった分野での能力構築に向け世界中でさらなる金融テクノロジー投資も模索している。

  INGの1-3月期の規制関連コストは4億9600万ユーロと、前年同期の1億7400万ユーロから大きく増えた。通期では9億6000万ユーロと、2015年の6億2000万ユーロからさらに膨らむと同行は予想している。リスクマネジメントや仕組み金融などを手掛ける金融市場部門は、主に金利・株式トレーディングからの収入減少が響き200万ユーロの赤字となった。前年同期は1億4900万ユーロの黒字だった。

原題:ING Profit Falls on Regulatory Costs, Loss at Markets Unit (1)(抜粋)