中国、本土株市場への裏口上場規制を検討-関係者

  • 証監会は海外上場の中国企業が関与する逆さ合併の件数制限を検討
  • 証監会は投資銀行や他の市場参加者と協議の場を持ったと関係者

中国証券監督管理委員会(証監会)は海外で株式公開した中国企業が本土株式市場への裏口上場を探る流れを抑制する措置を探っている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、証監会はいわゆる逆さ合併の規制に向けて、それまで海外市場で取引されていた企業が関与する買収案件のバリュエーション(株価評価)指標や、海外に上場していた企業が関係する逆さ合併の年間件数に上限を設ける選択肢を検討している。

  関係者によれば、本土市場への裏口上場を目指す一部の案件で想定されているバリュエーションが高過ぎるため、株式市場の安定に影響を及ぼす恐れがあると中国当局は懸念。資金流出や元安圧力増大を助長しかねない企業の合併・買収(M&A)を促進することは避けたいと考えているという。

  関係者によると、こうした規制について判断材料を集めるため、証監会は投資銀行や他の市場参加者と協議の場を持った。証監会は引き続き選択肢の検討を続けており、どの規制をいつ導入するかは決めていない。証監会にファクスでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:China Said to Mull Curbs on Domestic Backdoor Listing Valuations(抜粋)