ブラジル上院議長:大統領弾劾手続き続行へ-下院採決無効でも

  • 上院は11日にも弾劾投票を開始する見込み
  • 政府は上院投票阻止で最高裁に申し立てる可能性を排除せず

ブラジル上院は9日、ルセフ大統領に対する弾劾手続きを前進させることを決めた。下院議長代行は数時間前に手続きの停止を呼び掛けていた。

  カリェイロス上院議長は、同日早くにマラニョン下院議長代行が4月17日に下院で可決された弾劾投票の無効化を決めたことについて、認めない考えを表明した。先月の下院採決では弾劾賛成派が大差で勝利していた。

  上院は11日にも弾劾投票を開始する見込み。ブラジルの主要紙の調査では、大統領に反対する勢力は上院(定数81議席)で可決に必要な単純過半数の票を確保するとの見方が示された。

  マラニョン議長代行は、先月の弾劾投票で各党が議員に指針を示したり、議員が事前に投票の腹積もりを明らかにしたりすべきではなかったと指摘した。

  国家総弁護庁(AGU)のカルドソ長官は、上院の投票を阻止するため最高裁に申し立てを行う可能性を政府は排除しないと発言。マラニョン下院議長代行の決定を退ければ、カリェイロス上院議長に対し申し立てを行うとも付け加えた。

原題:Brazil Senate Chief Says Rousseff Impeachment Will Continue (1)(抜粋)

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