NY原油(9日):2週ぶり安値、カナダ山火事が石油産地から遠のく

9日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅反落し、2週間ぶりの安値。カナダ、アルバータ州の山火事は風向きの変化でオイルサンド生産地域から遠ざかり、米原油在庫が大きく減少するとの見方が後退した。モルガン・スタンレーは延焼が抑制されて鎮火のめどが立てば、オイルサンド生産施設の過半数は1週間ほどで平時の生産水準に回復可能だとみている。

  LPSパートナーズ(ニューヨーク)のエネルギーOTC部門責任者、マイケル・ハイリー氏は電話取材に対し、「損傷が残らなければ、すでに失われた生産は取るに足らない。米在庫水準はすでに過去最高水準にあるためだ」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前営業日比1.22ドル(2.73%)安い1バレル=43.44ドルで終了。ロンドンICEのブレント7月限は1.74ドル下げて43.63ドル。

原題:Oil Falls to Two-Week Low as Wildfires in Canada Shift Direction(抜粋)

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