中国株の投資家、家電メーカーに光明-本土株低調も不動産ブームで

  • 美的集団は株価指標をアウトパフォーム、杭州老板は25%余り上昇
  • 家電需要は非常に旺盛、高い成長サイクルに入りつつあるとミオ氏

中国本土株が低迷し、景気が減速しても、 家電メーカーはそれを乗り越えられると投資家はみている。

  中国最大の白物家電メーカー、美的集団の株価は上海総合指数が1年ぶりの安値を付けた1月から先週末の6日終値までに15%反発、同指数のほぼ2倍のペースで値を戻した。杭州老板電器と浙江蘇泊爾炊具はいずれも同期間で25%余り上げ、上場来高値を付けた。

  中国経済の成長ペースは鈍っているが、富裕都市における不動産市場の盛り上がりでキッチンの換気装置やエアコンなどあらゆる家電を手掛けるメーカーの利益見通しが押し上げられている。ゴールドマン・サックス・グループは、住宅市場の沈静化に向けた当局の対策により家電株が持続的に上昇する可能性は低くなると指摘しているが、ロベコは国内消費の拡大で家電業界は株式市場の明るい材料になると話す。

  世界で3050億ドル(約32兆8000億円)を運用するロベコの香港部門で中国担当の最高投資責任者(CIO)を務めるビクトリア・ミオ氏は、「家電需要は非常に旺盛であり、家電業界は高い成長サイクルに入りつつある」と分析した。

原題:China’s Stock Traders Seek Comfort in Appliance Makers (1)(抜粋)