【ECB要人発言録】預金金利あきれるほど低くはしない-クーレ理事

5月2日から8日までの欧州中央銀行 (ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<5月3日>
メルシュ理事(アジア開発銀行が開催したパネル討論会で):金融政策に過度の負担がかかるリスク増している。欧州を持続的成長の軌道に乗せるために必要な行動が何かは明らかだ。

クーレ理事(パリで):マイナス金利が、銀行とその収益力という経路を通じてマーケットメーカーに大きな悪影響を与えている兆候はまだ見えない。しかし中銀預金金利が現行よりも大幅に低くなれば、この状態が続くとは限らない。同金利をあきれるほど低い水準に引き下げることはしないと私が述べているのはこのためだ。

<5月2日>
ドラギ総裁(アジア開発銀行の年次総会で):欧州連合(EU)およびユーロ圏の機構改革は本物の経済的利益をもたらす。非常に低い金利は害がないわけではない。需要支援に向け拡張的なマクロ経済安定化政策が必要で、もちろん金融政策が手始めとなる。それはインフレが当局目標に戻ること、およびゆくゆくは政策金利が長期的水準に再び上昇することを可能にする。

バイトマン独連銀総裁(ライプチヒで講演):拡張的な金融・財政政策は、成長の問題を一時的に覆い隠すことが可能だが、改革の緊急性がそれほど高くないように見せかけ、その結果、超緩和的金融政策からの脱却が将来においてより困難になる可能性がある。

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