アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  6日の中国株式相場は下落。上海総合指数が約2カ月ぶりの大きな下げとなった。商品安が資源株を圧迫したほか、経済指標の改善が鈍りつつあるとの懸念が強まった。

  上海総合指数は前日比2.8%安の2913.25で終了。今週の上げを消した。陝西煤業(601225 CH)や海南鉱業(601969 CH)などエネルギー・金属銘柄が売られた。CSI300指数は前日比2.6%安で取引を終えた。10業種全てが値下がり。

  証券会社KGIアジアのディレクター、ベン・クウォン氏(香港在勤)は「石炭や鉄鋼などの素材株の下げが拡大している」と指摘。「投資家は臆測ではなくファンダメンタルズに目を向け直しており、調整局面が続くと予想している。市場は調整の口実を探しているようだ」と述べた。

  香港市場ではハンセン指数が前日比1.7%安。これで5営業日続落と、昨年12月15日以降で最も長期の下げ。週間ベースでは4.5%安と、2月12日終了週以来の大幅な値下がり。中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数は前日比1.8%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  6日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックスは週間ベースで続落となった。米経済が利上げに耐えれるかどうかを見極めるため、米国時間に発表される雇用統計が注目されている。

  製薬会社ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが構成銘柄の中で下落率が最も大きかった。ソフトウエア輸出のウィプロは2カ月ぶり安値を付けた。アダニ・ポーツ・アンド・エコノミック・スペシャル・ゾ-ンは約3カ月ぶりの低水準まで売り込まれた。

  センセックスは前日比0.1%安の25228.50で終了。一時は0.8%下げた。複数の米金融当局者が6月会合で利上げを議論する可能性を示唆し、新興国から資金が流出するとの懸念が高まり、アジア株安の様相となった。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.3%高の5292.05。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  6日の韓国株式市場は祝日のため休場。9日に取引は再開される。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%安の8146.43。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE