クレディSバンカーによる未承認取引、元行員3人も捜査対象-関係者

クレディ・スイス・グループの富裕層顧客の口座で未承認の取引を行ったとして元行員1人が逮捕された事件で、ジュネーブの検察当局は元行員3人を容疑者に追加した。捜査状況に詳しい関係者2人が明らかにした。

  関係者が匿名を条件に述べたところによると、3人はマネーロンダリング(資金洗浄)に関わった疑いで今月中にジュネーブの検察から聴取を受ける。

  逮捕されたバンカーは顧客に知らせずに取引を行ったことをクレディ・スイスに対し昨年認めた。検察と顧客はこのバンカーの取引記録を調べている。被害を受けた顧客の中にはジョージア(旧グルジア)のイワニシビリ元首相の名前もあった。

  新たな容疑者の1人は逮捕されたバンカーが2008年に退社するまでその同僚だった。残り2人は1990年代にクレディ・スイスに勤め、その後にこのバンカーのビジネスパートナーになっていた。

  クレディ・スイスの広報担当、アナ・セクストン氏はコメントを控えた。ジュネーブの検察当局はコメント要請に応じなかった。

  問題のバンカーは1月に逮捕された。クレディ・スイスは3月に「当行の知り得る限り、これは個人による行為だ」とコメントしていた。

原題:Credit Suisse Banker Case Said to Widen With Three New Suspects(抜粋)