オフショア人民元、週間で3月以来の大幅安-ドル高と元安誘導観測

香港オフショア市場で取引されている人民元は6日、週間ベースでドルに対し3月以降で最大の下げを記録した。景気減速に加えドルの反発や、当局が元安を誘導するとの観測が強まったことが背景にある。

  オフショア人民元の今週の下落率は0.4%に上った。複数の米金融当局者が6月会合で利上げを議論する可能性を示唆し、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は週間ベースで6カ月ぶりの大幅上昇となった。ブルームバーグが作成した主要13通貨のバスケットに対する人民元の動きを示す「CFETS(中国外国為替取引システム)人民元指数」のレプリカは、1年5カ月ぶりの低水準まで0.1%に接近した。過去1週間に発表された中国製造業の指数がエコノミスト予想を下回り、下げが進んだ。

  中国人民銀行(中央銀行)はこの日、中心レートを0.11%元安方向の1ドル=6.5202元に設定した。ドル指数は前日0.4%上昇していた。上海市場の人民元は現地時間午後5時26分現在、前日比0.1%高の6.50元、オフショア人民元は0.06%高の6.5154元で推移している。

原題:Offshore Yuan Falls Most This Week Since March on Fed Signals(抜粋)