中国:運用会社による投資家資金のプール、「ねずみ講」規制に抵触も

中国の資産運用各社に対し、複数の商品向けに投資家資金をプール(保有)することは「ねずみ講」につながるリスクがあるとの警告が発せられている。

  中国証券投資基金業協会はウェブサイトに5日掲載した資料で、CITICトラストとCITICプルーデンシャル・ファンド・マネジメントの合弁会社がこうした慣行の規制に違反したため処分されると発表した。

  この合弁会社は、携帯端末アプリを利用した配車サービスを手掛ける米ウーバー・テクノロジーズの株式を中国でマーケティングしたことで知られるCITIC-CPアセット・マネジメント。規定違反を理由に6カ月間、新商品の発行が停止されているという。CITIC-CPのウェブサイトに掲載されている電話番号に6日、電話をしてみたが応答はなかった。

  投資家資金をプールする慣行は、新規投資家の資金が従来からの投資家への支払いに充てられるリスクをはらんでいる。同協会は証券に投資するファンドは資金プールの運営を禁止されているとあらためて説明し、こうした慣行を業界から一掃するため中国証券監督管理委員会(証監会)と協力すると表明した。

原題:China ‘Ponzi’ Warning to Asset Managers Cites Illicit Cash Pools(抜粋)