世界の食料価格指数、4月は3カ月連続で上昇-昨年12月以来の高水準

  • 最近の上昇はこれまでの傾向が変化していることを示唆
  • 最近の天候不順でパーム油と大豆が値上がり

世界の食料価格は4月も上昇した。マレーシアやアルゼンチンなどで天候に対する懸念が広がり、植物油が値上がりしたことが要因。

  国連の世界の食料価格指数は4月に約0.7%上昇し151.8。3カ月連続で上昇し、昨年12月以来の高水準に達した。同指数は世界中の73の食料価格をモニターしている。世界的な豊作で食料価格指数は過去2年間の大半の期間、低下していたが、最近の上昇はこの傾向が変化していることを示している。

  エルニーニョ現象の影響による乾燥天候で、パーム油の主産地であるインドネシアとマレーシアの生産見通しが打撃を受け、パーム油価格はここ数カ月、値上がりしている。アルゼンチンで収穫が始まったばかりの大豆も豪雨と洪水による被害を受け、価格が最近上昇している。国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界の植物油価格は4月に4.1%上昇し2014年以来の高値となった。

原題:Vegetable-Oil Rally Boosts Global Food Prices to Four-Month High(抜粋)

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