成績首位ETFの運用者:商品サイクルが新興市場を18年まで押し上げ

  • 新たな活況・不況のサイクルは1月にスタートした:インベスコ
  • インベスコ運用のETFの1年間のリターン、米国で首位

商品の新たな強気相場定着に伴い、始まったばかりの新興国の株式と債券価格の上昇が2018年まで継続する可能性があるとの見方を、米イリノイ州を拠点とする資産運用会社インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントが示した。同社の上場投資信託(ETF)は新興国に重点を置くETFの中で最高のパフォーマンスを示している。

  インベスコが1973年以降のデータを調査した結果、商品相場は通常、7年ごとに活況・不況サイクルを繰り返し、最初の2年に価格が最も上昇することが分かった。直近のサイクルは1月に始まった可能性があり、原油や貴金属、金属、農産物などの原材料に依存する新興国が最も恩恵を受ける見通しだという。

  インベスコの商品・代替投資調査・戦略ディレクター、ジェーソン・ブルーム氏は「今後、潜在的な周期的リターンが大きく見込める」と述べた。同氏が運用するソブリン債ファンドの過去1年間のボラティリティ(変動性)調整後リターンは、米国の運用資産10億ドル(約1100億円)以上のETFの中で最高だった。

  ブルームバーグの商品指数が1月に付けた過去最低水準から14%上昇する中、新興国の株式市場は3月に強気相場入りし、債券は世界的に見ても安定したリターンを上げている。インベスコの算定によれば、過去4回のそれぞれの商品サイクルの最初の2年間のMSCI新興市場指数の平均累積リターンは63%だった。

原題:Top ETF Says Commodity Cycle to Buoy Emerging Markets Until 2018(抜粋)

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