商品価格底入れと判断するのは勇敢な行為-リオのウォルシュCEO

  • 世界2位の鉱山会社リオ:金属やエネルギー価格には依然下押し圧力
  • 商品価格は「過去に経験したよりもかなり変動している」

世界2位の鉱山会社、英・オーストラリア系リオ・ティント・グループのサム・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は、勇敢でなければ商品相場下落が終了したと決めつけることはできないと指摘した。価格変動のほか、米大統領選や英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票など先行きが不透明であるためだと説明している。

  同CEOは5日、ブリスベーンで記者団に対し、金属やエネルギー、農産物など全てのセクターで価格に引き続き下押し圧力がかかる一方、世界最大の原材料消費国である中国では経済の一部分野が引き続き鈍化していると指摘。中国の鉄鉱石先物の取引高が「行き過ぎた」水準となり、政府の介入を促したとの見方を示した。

  ウォルシュCEOは年次株主総会後に、「過去に経験したよりもかなり変動している。こうした環境で底入れと判断するのは勇敢な行為だ。ただ、サイクルのある業界なので方向転換はするだろう」と述べた。同CEOは7月1日に退任する予定。

原題:Brave to Call Bottom of Commodities Rout, Rio Chief Walsh Says(抜粋)

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