LME銅、一時2週間ぶり安値-中国の需要低迷懸念で金属相場下落

5日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は下落し、一時約2週間ぶりの安値を付けた。世界最大の金属消費国である中国の需要低迷が持続的な供給過剰につながるとの懸念から金属相場が下落した。

  中国の銅輸入は過去最高水準から減少するとの見通しをマッコーリー・グループなどのアナリストが示した。在庫の拡大で輸入が抑制されるためだという。また、中国最大の精錬会社の江西銅業によると、今年の中国の精錬銅生産は昨年の水準近辺で推移すると見込まれている。昨年12月に明らかにした減産計画が、新規生産能力に相殺されると説明している。

  LMEの銅相場(3カ月物)は前日比1.7%安の1トン=4785ドルで終了。一時は4767ドルと、4月18日以来の安値を付けた。アルミニウム、鉛、ニッケル、スズ、亜鉛も値下がりした。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物7月限は1.5%安の1ポンド=2.154ドル。

原題:Copper Drops to Two-Week Low as Metals Slip on China Demand Woes(抜粋)