NY外為(5日):ドルが3日続伸、雇用統計控え当局者発言相次ぐ

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  • ドル指数、3日間の上げとしては11月以降で最大
  • 4月の米非農業部門雇用者数は20万人増の予想

5日のニューヨーク外国為替市場ではドルが3日続伸。3日間の上げとしては昨年11月以降で最大となった。雇用統計の発表を6日に控える中、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げがあり得る「ライブ」の会合であるとの発言が金融当局者から相次いだ。

  ドルは主要通貨のほとんどに対して上昇。セントルイス連銀のブラード総裁は、労働市場は力強いようだと指摘した上で、6月14、15両日開催の次回FOMCで利上げが正当化されるかどうかについて、先入観を持たずに臨む姿勢に変わりはないと述べた。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は労働市場について、全ての指標が正しい方向を示していると述べ、年内2、3回の利上げが妥当だろうと話した。

  シリコン・バレー・バンク(カリフォルニア州サンタクララ)の上級為替トレーダー、ミン・トラン氏は「過去数週間、市場はドルに対してかなり弱気だった。6日の雇用統計を前にその動きがやや反転しているようだ」と指摘。「雇用統計がまた力強い内容になり6月利上げの可能性が高まるとの懸念がある。しかもこの日は6月会合での行動はあり得るとの発言が続いた」と語った。

  雇用統計では非農業部門雇用者数が3カ月連続で20万人以上増加すると予想されており、労働市場が米経済の中で引き続き強いセクターであることを示す可能性がある。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.4%上昇。3日にはほぼ1年ぶり低水準をつけていた。3日間の上げとしては昨年11月6日に終わった3営業日以降で最大となった。ドルは対円で前日比0.2%高の1ドル=107円26銭。対ユーロでは0.7%高の1ユーロ=1.1405ドル。

原題:Dollar Gains Most in 6 Months as Jobs Data May Spur Fed on Rates(抜粋)

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