米メットライフ:ヘッジファンド投資不振、18億ドルの大半引き揚げへ

米生命保険最大手メットライフはヘッジファンド投資で打撃を受け、投資資産の大半を引き揚げることを検討している。

  スティーブン・グーラート最高投資責任者(CIO)は第1四半期決算に関する5日の電話会議で、ヘッジファンドへの投資資産18億ドル(1930億円)のうち12億ドルについて返却請求を検討していると述べた。同CIOによれば返却手続きの完了には数年を要する可能性もある。第1四半期のヘッジファンド投資のパフォーマンスはマイナス。2015年は約6億ドル目減りした。

  グーラートCIOは「過去数年間は変動が激しく、実際の運用成績は非常に不安定だ」と説明した。

  メットライフの投資資産ポートフォリオは全体で5200億ドルを上回る規模で、ここ数年間は低金利を背景に債券の代替投資先を模索していた。グーラート氏はプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資は良好だが、ヘッジファンドはより不安定だと指摘した。

原題:MetLife to Redeem Most of $1.8 Billion in Hedge Funds Amid Slump(抜粋)

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