米テスラの生産担当幹部2人が退社へ-「モデル3」発売に先立ち

米テスラ・モーターズの生産担当幹部2人の退社が明らかになった。同社は量産車「モデル3」の発売へ追い込みをかける時期に、生産のグローバル責任者ら2人を失うことになる。

  退社するのはテスラの生産担当バイスプレジデント、グレッグ・ライコー氏と製造担当バイスプレジデント、ジョシュ・エンサイン氏。同社の広報担当が2人の退社は事実だと認めた上で、ライコー氏は後任が見つかるまで現職にとどまると述べた。

  この件についてコメントする権限を持たない事情に詳しい関係者によれば、今回の幹部刷新はスポーツ型多目的車(SUV)「モデルX」の遅延や欠陥、リコール(無料の回収・修理)に関係している。ただテスラは幹部2人の退社と生産問題との関連性を否定。広報担当は「これはモデルXとは関係ない」とした上で、「ライコー氏は3年余りにわたり社の生産チームを率いた後、骨休めのためテスラを休職する意向を示した」と述べた。

  今年に入ってテスラを退社するバイスプレジデントは5人になる。同社の届け出によれば、ライコー氏の報酬は社内でも非常に高い部類に入り、この2年間、現金と株、オプションで受け取った額は約640万ドル(約6億8500万円)。

原題:Two Tesla Production Chiefs to Leave Ahead of Model 3 Ramp-Up(抜粋)

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