タカタにエアバッグ最大4000万個の米追加リコール-テスラ車も対象に

  • 米道路交通安全局はリコール対象を約2倍に拡大、4日発表
  • タカタの交換部品交換能力は限界に達する見込み、先行き不透明

エアバッグの欠陥問題で、タカタは米当局から最大4000万個の追加リコール(無料の回収・修理)を命じられ、新たにテスラ・モーターズなどの車両もリコール対象に加わった。タカタの交換部品供給能力は限界に達するとみられ、米国史上最大規模のリコールの先行きは一段と不透明になった。

  米道路交通安全局(NHTSA)は4日、3500万-4000万個のエアバッグ・インフレーターの追加リコールを発表。米国でのリコール対象は最大6900万個に拡大する。

  タカタは発表資料で、リコール拡大で交換部品供給は極めて困難になる見込みであり、これに関してNHTSAと密に協議してきたとした上で、最善の努力と協力を今後も続けると表明した。

 リコール対象車のメーカーは新たに加わったテスラなど17社となった。NHTSAは最もリスクの高い車両に最初に交換部品を供給するなどの措置に向け、自動車メーカー17社のほか、タカタ以外のエアバッグメーカー3社と話し合っている。

  今回の追加リコールは、湿気による火薬の劣化を防ぐ乾燥剤が入っていないインフレーターなどが対象とされた。

  これまでの米リコール対象車はホンダ、トヨタ自動車、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)など12社の2880万台だった。現在はダイムラー、フォルクスワーゲン(VW)、タタ・モーターズのジャガー・ランドローバー部門、フィスカー・オートモーティブなど17社となった。

原題:Tesla Joins Takata Air-Bag Recall Mess That Will Test Supplies(抜粋)

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