マレーシア1MDB絡み、香港の複数の銀行口座凍結-関係者

  • 複数の個人が香港に持つ口座が対象、個人は各国当局が調査
  • 1MDBは先月デフォルト、マネーロンダリングなど疑い

マレーシア政府の投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)をめぐる調査が世界的に進む中、個人数人が香港の銀行に持つ口座が凍結された。事情を知る複数の関係者が明らかにした。

  匿名を条件に語った関係者によると、口座が凍結された個人は1MDBに絡みマレーシア国外の当局の調査対象となっている。この個人の氏名は判明していない。

  1MDBはマネーロンダリング(資金洗浄)や資金流用に従事した疑いがあり、スイスや米国など複数の当局による調査が進む。先月には債券の利払いができず、デフォルト(債務不履行)に陥った。マレーシア国立銀行(中央銀行)は先週、調査の終結と1MDBに対する罰金を発表した。

  1MDBは不正はなかったとの主張を崩していない。

  今回の口座凍結を香港のどの当局が命じたのか、あるいは銀行独自の決定かは定かではない。英紙フィナンシャル・タイムズは昨年9月、香港警察が1MDBに関連した預金口座数件を捜査していると伝えていた。香港の反汚職当局や警察は個別の事件にはコメントしないとしている。

原題:Hong Kong Bank Funds Said Frozen for Some Tangled in 1MDB Probe(抜粋)