仏ソシエテ:1-3月は増益、リテール好調-証券部門は経費削減

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フランス2位の銀行ソシエテ・ジェネラルの1-3月(第1四半期)決算では、利益が市場予想に反して増加した。消費者向け金融部門の好調が寄与した。同行は投資銀行部門で一層の経費削減を行う計画も明らかにした。

  4日の発表資料によると、純利益は9億2400万ユーロ(約1140億円)と、前年同期の8億6800万ユーロから増加した。ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想平均は7億6500万ユーロだった。

  ソシエテは不安定な市場や資本規制強化、ロシア事業の損失で今年の収益性目標を達成できない可能性がある。フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「経済や原油価格、中国などへの懸念で年初は非常に落ち着かなかったが、1-3月期末は持ち直した」と述べた上で、株主資本利益率(ROE)を1-3月期の7.1%から年内に10%に上昇させる目標を達成できるかどうか「判断は時期尚早だ」と語った。

  フランス国内の消費者金融部門では貸倒引当金の計上が減り、利益は18%増えた。国際リテールバンキング・金融サービス部門の利益は倍増した。一方、投資銀行部門を含むグローバルバンキング・投資家ソリューション部門(GBIS)は15%減益。ソシエテは同部門で2017年末までに新たに2億2000万ユーロのコストを削減すると発表した。

原題:Societe Generale Beats Profit Estimates, Plans Deeper Cuts (2)(抜粋)

(ウデアCEOのコメントを追加して更新します.)
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