グーグル自動運転プロジェクト、フィアット・クライスラーと提携

  • グーグルにとって初の大手自動車メーカーとの提携
  • FCAはグーグルの試験車両を製造へ

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と米アルファベット傘下のグーグルは3日、クライスラーの新型ミニバン「パシフィカ」をベースにした自動運転のプロトタイプ車約100台を製造する計画を発表した。

  事情に詳しい複数の関係者によると、今回の提携は自動運転車開発の共同プロジェクトの第1段階。製造したプロトタイプ車はグーグルが自動運転技術の試験で使用する。両社は他社とも自動運転技術に関して引き続き自由に協力できるという。

  グーグルにとって今回の合意は、2014年に単独で自動運転車の開発に着手して以来、初の大手自動車メーカーとの提携。FCAのジョン・エルカン会長は先月、同社はグーグルやアップルなど「自動車産業への新規参入組」と競争するのではなく、提携すべきだと述べていた。

  事情に詳しい関係者が4月に語ったところでは、昨年12月にグーグルとの提携の可能性に言及したFCAのセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)が、両社の交渉に直接関与していたという。

原題:Fiat to Grow Google’s Test Fleet With Self-Driving Minivans (2)(抜粋)