中国株:上海総合指数、1カ月ぶり大幅高-株価対策への期待で

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  • 政府が株式への投資家の関心を高める施策を講じるとの観測広がる
  • 香港ではH株指数が2.1%安、ハンセン指数は1.9%下げた

3日の中国株式相場は上昇。売買高が平均を下回る中、上海総合指数が1カ月ぶりの大幅高となった。香港に上場している中国本土株の指標、ハンセン中国企業株(H株)指数は下げており、対照的な展開になった。

  上海総合指数は前営業日比1.9%高の2992.64で終了。3月30日以来の大きな上げとなり、4営業日ぶりに反発した。2日は労働節の振り替え休日で休場だった。生活必需品とテクノロジー銘柄を中心に上げた。CSI300指数は前営業日比1.8%高で終了。

  華西証券によると、共産党政治局が株式市場の「健全な」発展を促したことで、政府が株式への投資家の関心を高める施策を講じるとの観測が広がり、本土株が上昇した。

  華西証の魏瑋アナリスト(上海在勤)は、「政治局会議を受けて中国本土の投資家の間では、政府が株価支援に向けた新たな施策を恐らく打ち出すとの観測が広がっている。このため、企業収益がさえないにもかかわらず、投資家は買いを入れている」と指摘。「香港の投資家は本土の投資家ほど投機的ではなく、投資判断は企業収益により基づいたものになっている」とコメントした。

  香港市場では、H株指数が前営業日比2.1%安と約2カ月ぶりの大幅安で引けた。ハンセン指数は同1.9%安で終了した。

原題:China Stocks Climb as Hong Kong Shares Slump, Widening Price Gap(抜粋)