スイスのUBS、1-3月は64%減益-アナリスト予想に届かず

スイスの銀行UBSグループの1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比で64%の減益となり、アナリスト予想を下回った。全部門で減益となった。

  3日の同行発表によると、純利益は7億700万スイス・フラン(約780億円)と、前年同期の19億8000万フランから減少。ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均は7億3500万フランだった。

  同行は発表資料で「経済および地政学的リスク、さらに世界的な市場の不安定さが顧客の顕著なリスク回避につながった。これが取引高の異常な低さに結びついた」と説明した。

  セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は投資銀行から離れウェルスマネジメントに事業の軸足を置いているが、取引の低迷は全部門の業績に打撃となっている。

  ウェルスマネジメント部門の税引き前利益は5億5700万フランと前年同期の9億5100万フランから減少。投資銀行部門も2億5300万フランと7億6600万フランから減った。

  ウェルスマネジメント部門への新規資金純流入は155億フランで、年率6.5%の伸びとなり、同行目標の3-5%を上回った。資産運用部門は59億フランの純流出だった。

原題:UBS First-Quarter Profit Drops 64%, Missing Analysts’ Estimates(抜粋)