豪中銀、政策金利を1.75%に下げ-ディスインフレと通貨高に対応

更新日時
  • 利下げはエコノミスト27人のうち12人が予想
  • インフレ見通しが従来予測より低くなる可能性-スティーブンス総裁

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は3日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を0.25ポイント引き下げ、過去最低の1.75%とした。ディスインフレの表面化に対処し、豪経済の鉱業依存からの脱却を難しくしかねない通貨高を抑制する。

  利下げを予想していたのは調査対象のエコノミスト27人のうち12人だった。先週発表された1-3月(第1四半期)の消費者物価指数全体は前期比で低下、コアインフレも前年同期比で過去最低の伸びにとどまっていた。

  スティーブンス総裁は声明で、「インフレはしばらくの間かなり低い状態が続いており、直近の指標も予想外に低かった」と説明。「こうした結果と労働コストの非常に抑制された伸び、世界各地の相当弱いコスト圧力はインフレ見通しが従来予測よりも低くなることを示唆している」と述べた。また、豪中銀は通貨高が豪経済の移行を難しくしかねないとの見方をあらためて示した。

  豪ドルは利下げ決定を受けて下落。シドニー時間午後3時(日本時間同2時)現在、1豪ドル=0.7566米ドルで取引されている。同日の取引では一時0.7719米ドルまで上昇していた。

原題:Australia Cuts Rates to Combat Disinflation, Currency’s Gain (1)(抜粋)

(第3段落を追加し更新します.)
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