欧州株(2日):ほぼ変わらず、アリアンツなど保険株上昇-銀行は下落

2日の欧州株式市場では、薄商いの中で主要株価指数がほぼ変わらずとなった。保険株が上昇した一方、銀行株は売られた。指標のストックス欧州600指数は前週末、約2週間ぶりの安値で引けていた。

  ドイツのDAX指数では保険会社アリアンツの上げが目立った。四半期決算が21%増益となったことが好感された。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)も上昇。セルジオ・マルキオンネ会長は、中国市場の見通しについて明るい見方を強めていると述べた。一方でイタリアの銀行を中心に銀行株が下落。ポポラーレ・ディ・ビチェンツァ銀行の新規株式公開(IPO)で投資家の需要が振るわなかったことが嫌気された。ドイツ銀行は2.7%安。英金融行動監視機構(FCA)はドイツ銀行に送付した3月2日の書簡で、マネーロンダリング(資金洗浄)を阻止する同行の取り組みの「深刻な」問題を非難した。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  ストックス600指数は前営業日比0.1%安の341.24で終了。取引時間中は上げ下げを繰り返す展開となった。

  MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は「英国が祝日であることから、きょうの市場はかなり静かだ」とし、「市場に不透明感が残る限り、動きはある程度抑制されると見込む必要がある。ただ1、2月と比べると指数はかなり居心地の良い水準にある。投資判断という点で今週は企業からより多くの情報が提供される」と続けた。

原題:Europe Stocks Little Changed After Weekly Loss as Allianz Climbs(抜粋)