ドイツ銀行を英監督当局が非難、資金洗浄対策めぐり-関係者

  • ドイツ銀はすでに是正に取り組んでいると説明
  • 同行は法律順守手続きの見直しを主導する上級幹部5人を任命

英金融行動監視機構(FCA)はドイツ銀行に送付した3月2日の書簡で、マネーロンダリング(資金洗浄)を阻止する同行の取り組みの「深刻な」問題を非難した。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。ドイツ銀は FCAの調査を機にすでに是正に取り組んでいる。

  部外秘として匿名を条件に語った同関係者によると、FCAは同書簡で、ドイツ銀の一部顧客の身元と目的を確認する能力や、同行が国際制裁の対象組織を支援しないことを確実にするための能力について批判。FCAはグローバル市場部門と法人・投資銀行部門の2部門内における英国での問題を指摘した。

  ドイツ銀は1日、FCAの文書をめぐる質問に対し「当行はこの件の重要性を理解しており、是正に取り組んでいる」と回答した。FCAの報道官はコメントを控えた。

  同行は顧客確認(KYC)関連法の順守手続きの見直しを主導する上級幹部5人を任命した。また、関係者によると、同行は内部統制に高めのリスクを及ぼすと見なす国を30カ国から109カ国に拡大したほか、これらの地域で新規顧客の受け入れや新製品の投入を停止した。

原題:Deutsche Bank Said to Be Faulted by FCA Over Lax Client Vetting(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE