中国、商品取引の投機抑制を表明-売買代金が1日で27兆円に急増で

中国証券監督管理委員会(証監会)は国内商品市場の売買代金が記録的な水準に達して相場が上昇したことを受け、商品先物市場での行き過ぎた投機を抑制する方針を示した。

  証監会の張暁軍報道官は4月29日の記者会見で、国内の各取引所が市場監督を強化して投機的取引を抑制する必要があると述べた。中国商品市場の取引が急増し、21日に先物の売買代金が1日で米株式市場と同規模の2610億ドル(約27兆8000億円)に膨らんだことを受け、取引所は手数料引き上げや取引時間短縮などの措置を講じた。鉄筋は先月、4営業日で20%急騰し、アルミニウムは10カ月ぶりの高値を付け、綿花も急激に値上がりした。

  1-3月(第1四半期)の中国当局による信用供与を受けて、建設など複数の業種が持ち直したことが一部の商品相場上昇の根本的な理由の一つ。事情に詳しい複数の関係者によると、証監会は大幅な相場変動が市場リスクをもたらし、異常なボラティリティ(変動性)を増幅させることを懸念している。

原題:China Vows to Curb Commodities Speculation After Trading Frenzy(抜粋)

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