米バークシャー:1-3月利益は8.2%増-製造業部門と投資が好調

  • 鉄道部門が不振、保険引き受け業務は降ひょうに伴うコストが響く
  • バフェット氏はデュラセル買収など事業再編を進めている

米資産家ウォーレン・バフェット氏率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの1-3月(第1四半期)利益は8.2%増加した。製造業部門と投資ポートフォリオが好調で、保険部門と鉄道事業の不振を補った。

  同社は4月30日に発表した暫定集計で、純利益は55億9000万ドル(約6000億円)と前年同期の51億6000万ドルを上回ったと説明した。

  バフェット氏は事業再編を推進しており、1月には航空・エネルギー関連部品メーカーのプレシジョン・キャストパーツの買収(327億ドル規模)を完了。1カ月後には、米プロクター・アンド・ギャンブル(P& G)の電池部門、デュラセルの20億ドル超での買収を終えた。

  1-3月の業績には、デュラセル買収に際しバークシャーがP&G保有株を利用したことに伴う効果も含まれる。投資・デリバティブ(金融派生商品)の利益は前年同期の2倍となる18億5000万ドル。製造業・サービス・小売り部門の利益は12億7000万ドルと、前年同期の11億2000万ドルから増加した。

  一方、保険引き受けの利益は米国でのひょうを伴う嵐によるコストが響き、2億1300万ドルと前年から半分以上減った。鉄道・公益事業部門は16%減の12億3000万ドルだった。

原題:Berkshire Profit Climbs 8.2% to $5.59 Billion on Investments (1)(抜粋)