イラク原油輸出、過去最高に迫る-バグダッドではデモ隊が政府に抗議

  • イラクの4月の原油輸出は日量336万バレルに増加
  • 原油生産と輸出は抗議行動による影響を受けていない:当局者

イラクの4月の原油輸出が過去最高に迫り、世界的な供給過剰が膨らんでいる。イラクでは汚職に反対する抗議行動が起こっており、石油輸出国機構(OPEC)2位の産油国である同国の政府機能がまひする恐れがあった。

  イラク石油省のアシム・ジハード広報官は今月1日の文書で、同国の4月の原油輸出が日量336万バレル、月間ベースで1億92万バレルとなったことを明らかにした。この統計にはクルド人自治区による輸出分は含まれていない。同省の統計によれば、原油輸出は3月の日量329万バレルから増加し、過去最高だった昨年11月の同336万5000バレルに近づいた。

  イラクのOPEC理事を務めるファラー・アラムリ氏はフェイスブックのメッセージで、デモ隊がバグダッドの連邦議会に押し寄せたが、1日の原油輸出と生産は影響を受けなかったと述べた。イラク政府が過激派組織「イスラム国」との闘いで困難な状況に陥り、原油価格下落で財政が打撃を受ける中、デモ隊は政府が必要な改革を先送りしていると非難している。
  
原題:Iraq Oil Exports Near Record Even as Protests Threaten Paralysis(抜粋)

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