中国外相:対立ではなく協調に基づく日中関係望む-岸田外相に伝える

  • 日中はなお「相互信頼が欠如」-王毅外相
  • 日本は中国脅威論をまき散らすのをやめるべきだ-王外相

中国の王毅外相は4月30日、北京を訪れた岸田文雄外相に対し、日本が中国との関係改善を望むのであれば、中国政府を脅威として描くのをやめるべきだと伝え、戦時の過去に向き合う一層の努力を行うよう求めた。

  王外相は岸田外相との会談後、「われわれは、良い隣人として親善に基づく健全で安定した関係を築きたい」と発言。「歴史に正面から向き合い、約束に従って行動し、対立ではなく協調に基づく関係であるべきだ」と述べた。

Fumio Kishida and Wang Yi on April 30.

Photographer: Jason Lee/AFP via Getty Images

  日本の外相が国際会議以外で訪中したのは4年半ぶり。王外相は関係改善に前向きな態度を示す一方で、「日中関係の紆余(うよ)曲折は日本の歴史認識にある」と指摘し、なお「相互信頼が欠如している」と述べた。

  王外相はさらに、日本が中国脅威論をあおっていると主張。日本政府は「中国の成長に対し、より前向きで健全な態度を取るべきであり、さまざまな中国脅威論や中国経済衰退論をまき散らすのをやめるべきだ」と述べた。

原題:China Seeks Japan Ties Based on Cooperation, Not Confrontation(抜粋)

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