ゴールドマン・サックス・グループは米国債が買われ過ぎだと指摘するとともに、同国は利上げする態勢ができているとの見方をとる。これに対し、モルガン・スタンレーは米国債相場の上昇を予想する。

  債券戦略共同責任者のフランチェスコ・ガルザレリ氏(ロンドン在勤)は28日のリポートで、ゴールドマンの適正価格評価に基づくと、米10年債相場は「高過ぎるとみられる」と分析した。ゴールドマンが債券分析に利用しているモデルによれば、利回りは2.10%を上回るはずだという。29日時点では1.85%。

  一方、モルガン・スタンレーは米国債相場が上昇に向かうと予想しており、同国の6月利上げの可能性は後退しつつあるとみている。世界金利戦略責任者、マシュー・ホーンバック氏(ニューヨーク在勤)らアナリストは28日のリポートで、モルガンの「基本ケース」シナリオに基づくと、10年債利回りは9月末までに1.45%への低下を見込むと記した。

原題:Goldman Sachs Calls Bonds Expensive as Morgan Stanley Is Bullish(抜粋)

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