NY原油(29日):小反落、OPEC大幅増産で供給超過の悪化を警戒

29日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小反落。一時は5カ月ぶり高値に上昇したが、石油輸出国機構(OPEC)が4月に日量48万4000バレル増産したとのブルームバーグの調査結果が嫌気された。4月全体では20%の値上がり。ドル下落と米国の原油生産減少が価格を押し上げた。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「OPEC産油量調査が市場を圧迫している」と指摘。「イランは1月の制裁解除以来、本格的に生産を強化している。供給が細ることはない」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比11セント(0.24%)安い1バレル=45.92ドルで終了。一時は昨年11月4日以来の日中高値となる46.78ドルまで上げる場面もあった。週間では5%の値上がり。ロンドンICEのブレント6月限は1セント下げて48.13ドル。ブレント6月限はこの日が最終取引。7月限は40セント下落の47.37ドル。

原題:Oil Falls as Surging OPEC Production Seen Worsening Global Glut(抜粋)

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