ドイツ銀:監査役会メンバーのトーマ氏が辞任へ-内紛が表面化後

ドイツ銀行の監査役会メンバーで弁護士のゲオルク・トーマ氏が2年後の任期満了を待たずに辞任することになった。同氏によるドイツ銀バンカーおよび幹部らへの追及は行き過ぎているとして、ここ1週間ほど同行内部で混乱が生じていた。

  トーマ氏(71)は5月28日に監査役会メンバーから外れると、ドイツ銀は28日遅くに発表。監査役会の法務リスクに関する委員会は即時辞任するという。

  法律事務所シャーマン・アンド・スターリングの弁護士であるトーマ氏は、ドイツ銀のパウル・アハライトナー監査役会会長や経営幹部に対する踏み込んだ追及によって孤立していたと、事情に詳しい関係者がこれまでに明らかにしていた。幹部個人と2014年にさかのぼる法務問題との関連を調べようとする中で対立が生じたという。

  対立は今週になって表面化。不正行為疑惑調査の過剰な経費とトーマ氏の行き過ぎを批判するドイツ銀のアルフレト・ハーリング監査役会副会長の発言が、独紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)日曜版に掲載された。トーマ氏はこれまでのところ、コメントしていない。

原題:Deutsche Bank’s Thoma to Step Down in Wake of Board Clash (3)(抜粋)

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