アジア・太平洋株式サマリー:香港、中国株が下落-インドほぼ変わらず

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  29日の香港株式相場は下落し、アジア市場で最大の下げとなった。中国のエネルギー企業が発表した決算が低調だったほか、米国株の下落も嫌気された。

  ハンセン指数は前日比1.5%安と、3週間ぶりの大幅な下げで終了。石油株が同指数の下げに最も響いた。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK) は3.6%安。1ー3月(第1四半期)に四半期ベースで2000年の上場以降で初の赤字となった。1ー3月に減収となった中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は2.3%安。ハンセン中国企業株(H株)指数は1.3%安で引けた。

  珩生鴻鼎資産管理の戴明ファンドマネジャー(上海在勤)は「景気回復期待はおおむね織り込み済みであるほか、企業決算はあまり好調ではない」と指摘した。

  本土市場では上海総合指数が前日比0.3%安の2938.32で終了。月間ベースの下落率は2.2%。CSI300指数は前日比0.1%安で引けた。5月2日の香港・中国本土市場は祝日のため休場となる。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  29日のインド株式市場では、指標のS&P・BSEセンセックスが週間ベースで3週間ぶりに下落。ICICI銀行の1-3月期利益が少なくとも15年ぶりの大きな落ち込みとなったことが嫌気された。

  指数構成銘柄の中でICICIとインドステイト銀行の下げが目立った。インド最大の携帯電話サービス企業ブハルティ・エアテルは約3週間ぶりの大幅下落。一方、アルミ・銅などの生産を手がけるベダンタは3日ぶりに値上がりした。

  センセックスは前日比ほぼ横ばいの25606.62で終了。この日は方向感のない取引に終始した。前週末比では0.9%下げ、月初来の上昇率は1%に縮小した。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.5%高の5252.22。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%安の1994.15。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1.1%安の8377.90。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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