英銀RBS:1-3月の純損失が拡大-公的支援の返済響く

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英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は、1-3月(第1四半期)に損失が膨らんだ。金融危機時に受けた公的支援の一部を返済したことが響いた。

  29日の発表資料によると、純損失は9億6800万ポンド(約1520億円)と、前年同期の4億5900万ポンドから2倍強に拡大。同行がまとめたアナリスト10人の予想平均(9億5700万ポンド)を上回った。

  RBSは撤退を目指している船舶・海洋事業向け融資ポートフォリオに関連して2億2300万ポンドの評価損を計上したほか、公的支援の一部として12億ポンドを財務省に返済した。

  同行は28日、従来計画した通りの復配実現は厳しいとの認識を示し、消費者向け事業「ウィリアムズ・アンド・グリン」の分離は欧州連合(EU)が設定した2017年末の期限を守れない「著しいリスク」があると警告した。

  1-3月の収入は前年同期比13%減少。投資銀行部門で36%落ち込んだことが要因。訴訟やリストラに絡んだ支出が減ったことから、営業費用は33%減少した。

原題:RBS Posts Larger Net Loss on Dividend Payment to Government (2)(抜粋)