米アマゾン:1-3月利益と売上高が予想上回る-高速配送などが好調

  • 1-3月の売上高は28%増-「アマゾン・プライム」などが寄与
  • ベゾスCEOの新規事業への投資が奏功-株価上昇

インターネット通販の米アマゾン・ドット・コムの1ー3月(第1四半期)の売上高と利益は市場予想を上回った。高速配送サービスやクラウドサービス、電子書籍端末「キンドル」や音声認識端末「エコー」など端末への需要が好調だった。同社が将来のハードウエア、ソフトウエアや娯楽サービスに大規模投資を行っても利益を上げられることがあらためて示された。

  今回の決算でジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の顧客中心主義と会員サービス「アマゾン・プライム」のモデルが奏功していることが確認された形となり、株価は時間外取引で一時13%余り上昇した。同CEOは1時間以内の配送サービスを提供するなど、アマゾン・プライムのサービスを拡大するため投資を続けている。アマゾンはまた、低価格タブレットやエコーなどの新製品を提供することで消費者の関心をつなぎとめようとしている。

  1ー3月の売上高は28%増。同社のクラウドコンピューティング部門アマゾン・ウェブ・サービシズの売上高は64%増えた。

  アマゾンの株価は決算発表を受け、時間外取引で一時682.80ドルに上昇。28日のニューヨーク市場の通常取引では前日比0.8%安の602ドルで引けた。年初来では10%余り下落している。

  28日の発表によると、1ー3月の純利益は5億1300万ドル(約550億円、1株当たり1.07ドル)と過去最高を記録した。売上高は28%増の291億ドル。ブルームバーグ集計のデータによれば、アナリストの予想平均は1株利益が57セント、売上高が280億ドルだった。同社が発表した4ー6月(第2四半期)の売上高見通しは280億ー305億ドルで、市場平均予想の283億ドルを上回った。

原題:Amazon Profit Tops Estimates as Fast Delivery, Cloud Fuel Growth(抜粋)