ブラジル株(28日):3日ぶり反落-最近の上昇は行き過ぎとの見方

  • ボベスパ指数は新興市場株との比較で2013年以来最も割高水準
  • ブラデスコ銀行が安い-ヴァーレは上昇

28日のブラジル株式相場は3日ぶりに反落。同国が過去1世紀で最悪のリセッション(景気後退)に見舞われる中で、最近の株価上昇は行き過ぎとの見方が広がった。

  ブルームバーグ集計のデータによると、ボベスパ指数の株価収益率(PER、予想収益ベース)は15.5倍と、新興市場株のPERを24%上回る水準となった。この差は2013年以来で最大。

  時価総額でブラジル2位の銀行、ブラデスコ銀行は2.1%安。顧客1社向けの貸倒引当金を8億3600万レアル(約260億円)積み増したことが嫌気された。一方、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは1.8%高。1ー3月(第1四半期)の利益がアナリスト予想を上回った。

  ボベスパ指数は前日比0.3%安の54311.96で終了。1ー3月に赤字となった化粧品メーカーのナトゥラ・コスメチコスが6.1%安と、指数構成銘柄で最大の下げを記録した。

原題:Brazil Stocks Fall as Recent Gain Deemed Excessive Amid Slowdown(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE