欧州株:ストックス600、小高い-企業決算まちまち、鉱業株は高い

28日の欧州株式相場は小高い。投資家らが企業業績を見極めようとする中、鉱業株が上昇し、朝方の下げを消す展開となった。

  金属高を背景に、アングロ・アメリカンとアルセロール・ミタルが買われた。銀行決算も材料視された。予想外の黒字となったドイツ銀行は4%上昇。一方でスペインのビルバオ・ ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は6.8%安。1-3月は54%減益と、予想以上に悪化した。収入、純利益とも落ち込んだ英ロイズ・バンキング・グループは1.7%下げた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.2%高の348.90で終了。日本銀行が追加緩和拡大を見送ったことで、1.5%安となる場面もあった。

  バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は「株価の持続的な上昇はまったく期待していない」とし、「端的に言えば決算はまあまあのようだが、今後の業績見通しはまだ高過ぎ、下方修正が相次ぐことになるだろう」と語った。

  欧州では決算シーズンが進行中だが、アナリストらは通期見通しの引き下げを進めている。ストックス600指数構成銘柄の2016年利益は2.2%減少し、その後3年間にわたり2桁台の伸びを続けると見込まれている。

原題:Europe Stocks Inch Higher Amid Mixed Earnings as Miners Advance(抜粋)

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