米実質GDP、1-3月期速報は0.5%増に減速-2年ぶりの低い伸び

米経済は1-3月(第1四半期)、ここ2年で最も遅いペースでの成長にとどまった。個人消費の伸びが減速し、企業の設備投資は減少した。

  米商務省が28日に発表した第1四半期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)速報値は前期比0.5%増加。伸びはブルーム-バーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(0.7%増)を下回った。昨年10ー12月(第4四半期)は1.4%増だった。

  スタンダードチャータードのシニアエコノミスト、トーマス・コスターグ氏は「個人消費がやや軟調気味という事実には失望させられる。安いガソリン価格を考えれば特にそうだ」とし、「消費は低速ギアから抜け出せていないようだ」と続けた。

  経済全体のほぼ7割を占める個人消費は前期比年率1.9%増と、前期の2.4%増から減速した。

  インフレ調整後ベースの可処分所得は2.9%増と、前期の2.3%増から加速した。貯蓄率は5.2%に上昇(前期5%)した。

  企業の設備投資は5.9%減と、景気後退期にあった2009年4-6月(第2四半期)以来の大幅な落ち込みとなった。

  在庫のGDPへの寄与度はマイナス0.33ポイントと、前期のマイナス0.22ポイントからマイナス幅が拡大した。

  また輸出も減少し、純輸出のGDP寄与度はマイナス0.34ポイントとなった。これで純輸出は3期連続のマイナス寄与。

  在庫と貿易を除く国内最終需要は1.2%増と、12年7-9月(第3四半期)以来の低い伸びとなった。

  政府支出は1.2%増。州政府・地方自治体の支出が大きく伸びた。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Economy Expands to 0.5% Pace, Weakest in Two Years (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE