クレディS、リスク移転のための証券化商品の販売開始-関係者

クレディ・スイス・グループは、ならず者トレーダーやサイバー攻撃などによるリスクを移転するための証券化商品について注文の受付を開始した。事情に詳しい関係者3人が明らかにしたもので、投資家から良い感触を得たため販売を開始したという。

  同行は保険に連動した5年物債券6億3000万スイス・フラン(約710億円)相当について、ここ数カ月に債券投資家やヘッジファンド、資産運用会社にアプローチした。二つのトランシェから成るこの商品は保険業界が強いハリケーンや大地震のリスクへのエクスポージャーを制限するのに使うCAT債(大災害債券)と同様の仕組みで、未承認取引やコンピューターシステム障害、不正トランザクション、コンプライアンスの不備などから生ずる損失35億-42億スイス・フランをカバーする。

  関係者が匿名を条件に述べたところによると、同債券の販売はクレディ・スイスが決算を発表する前の5月6日に終了する。同行の広報担当者は販売について肯定も否定も避けた。

原題:Credit Suisse Said to Kick Off Sale of Novel Bond to Ease Risk(抜粋)

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